墓じまいを行う際、最も重要になるのが遺骨の受け入れ先です。それを確保することができなければ、墓じまいを行うことはできません。もし、墓じまいを行ったあと、永代供養など別の墓地に移転する場合は、移転先の墓地や霊園への受入証明書を移転先の墓地の管理する寺院や霊園で発行してもらいます。また、証明書はこれだけではなく、埋葬証明書(納骨証明書)を現在お墓のある管理者から受け取る必要があります。そうして2枚の証明書を手に入れることができれば、それを持参し改葬許可証の申請を市区町村役場で行います。これで無事に墓じまいの手続きは完了です。その後は、墓じまいを行うための業者を選び、墓石などの撤去を行います。また、遺骨を移動させる際は、供養を依頼することも必要です。勝手に取り出し、移動させることはお勧めできません。そのほか、散骨を希望する場合は、勝手に行うのではなく、専門業者に依頼してください。そうすることでトラブル回避し無事に墓じまいを終えることが可能となります。
墓じまいの手順について